暴風雪に備え運休や欠航 札幌圏JRは夜8時以降運転見合わせ

【JR】(午後4時20分現在)
JR北海道は今後の暴風雪に備えて、1日夜、多くの路線で最終列車を繰り上げる対応をとります。札幌圏を発着する快速や普通列車は、日中の時間帯から本数を減らして運転を行い、午後8時めどに運転を見合わせます。この影響で、特急19本を含むあわせて256本の列車が運休する見込みです。
《札幌圏》
札幌圏を発着する普通列車については▼函館線、▼千歳線、▼学園都市線で日中から本数を減らして運転を行うほか、1日夜の最終列車の発車時刻を3時間から4時間半程度繰り上げる予定です。
また、快速エアポートは▽小樽駅からの最終列車が午後7時27分に、▽新千歳空港駅からの最終列車が午後7時42分に繰り上げられます。
札幌圏を発着する快速や普通列車は、午後8時めどに運転を見合わせます。
《札幌圏以外》
札幌圏以外のエリアでも、多くの路線で主に夕方ごろから運転を見合わせます。
▼函館線は、▽長万部と倶知安の間で午後4時半ごろから終日、▽倶知安と小樽の間で午後7時ごろから終日、
▼室蘭線は、岩見沢と苫小牧の間で午後7時半ごろから終日、
▼石勝線は、南千歳と新夕張の間で午後4時40分ごろから終日、
▼根室線は、▽滝川と富良野の間で午後8時半ごろから終日、▽富良野と東鹿越の間で午後7時ごろから終日、▽釧路と新得の間の上りで午後6時半ごろから終日、▽新得と釧路の間の下りで午後6時20分ごろから終日、
▼釧網線は、釧路と網走の間の全線で午後8時ごろから終日、
▼花咲線は、釧路と根室の間の全線で午後7時ごろから終日、
▼石北線は、▽上川と遠軽の間で午後5時ごろから終日、▽遠軽と北見の間で午後6時ごろから終日、▽北見と網走の間で午後5時半ごろから終日、
▼宗谷線は、音威子府と稚内の間で午後5時ごろから終日、
▼留萌線は、深川と留萌の間の全線で始発から終日、それぞれ運転を見合わせます。
《運休本数》
これに伴い、▼道内各地を結ぶ特急列車19本と▼快速エアポート30本、▼快速と普通列車207本の、合わせて256本が運休する見込みです。
JRは、今後の天候次第で運転見合わせの時刻が前後したり、運休や遅れが増えたりする可能性もあるとして、ホームページなどで最新の運行状況を確認するよう呼びかけています。

【空の便】(午後3時現在)
今後の暴風雪に備えて、新千歳空港では1日、75便が欠航または欠航することが決まっています。
北海道エアポートによりますと、欠航または欠航することが決まっているのは、▼日本航空の23便、▼全日空の22便、▼エア・ドゥの10便、▼ピーチ・アビエーションの10便、▼ジェットスター・ジャパンの8便、▼スプリング・ジャパンの2便合あわせて75便です。
路線別に見ますと、▼羽田とを結ぶ18便、▼成田とを結ぶ13便、▼秋田、仙台とを結ぶそれぞれ6便、▼中部、関西、女満別とを結ぶそれぞれ4便、▼青森、新潟とを結ぶそれぞれ3便、▼稚内、釧路、函館、中標津、花巻、神戸とを結ぶそれぞれ2便、▼大阪、那覇とを結ぶそれぞれ1便です。
航空各社は、最新の運航状況をホームページなどで確認するよう呼びかけています。