ヒグマとの共生発信 高校生がイルミネーション

ヒグマとの共生について若い世代にも関心を持ってもらおうと、高校生たちが制作したイルミネーションが札幌市で披露されています。

これは、札幌市南区の藻岩高校の3年生たちと地元の町内会が企画しました。
28日夜、生徒たちと地元住民がカウントダウンとともに点灯すると、藻岩北会館の壁に、ピンクや白およそ7000個のLEDライトで表現したヒグマや雪の結晶のイルミネーションが浮かび上がりました。
生徒たちは、総合の授業でヒグマとの共生について学んだのをきっかけに啓発活動に取り組んでいて、今回のイルミネーションも若い世代にも関心を持ってもらおうと制作したということです。
ヒグマのイルミネーションは実物をもとにおよそ2メートルの高さに仕上げたほか、会館の1階には、自分たちがまとめたヒグマに遭遇した時の対策などの資料も展示しました。
藻岩高校3年生の大村夏鈴さんは「若い人からお年寄りまでイルミネーションを見に来てもらって、ヒグマのことをもっと知ってほしい」と話していました。
イルミネーションは2月11日まで展示されています。