ウポポイで光のドローンショー始まる

白老町にあるアイヌ文化の発信拠点「ウポポイ」で、アイヌの人たちと関わりが深い動物などを300機のドローンで夜空に表現する光のショーが初めて行われました。

このドローンショーは、アイヌ文化を発信するプログラムの一環として白老町にあるウポポイが27日夜、初めて行いました。
LEDライトを搭載した300機ものドローンが音楽にあわせて飛びまわり、「イランカラプテUPOPOY」というアイヌ語の歓迎のあいさつや、アイヌの人たちの集落「コタン」の守り神とされるシマフクロウが羽ばたく様子などを夜空に浮かび上がらせました。
会場では、およそ80人が7分間にわたる鮮やかな光のショーを楽しみ、町内から訪れた60代の女性は「イメージしていたよりもよかったです。ちょっと寒いですが、すごく感動するのでほかの人にも見てほしいです」と話していました。
ショーを企画したウポポイの赤堀祐斗さんは「動画や写真では伝えきれないような大迫力がありますので、ショーをきっかけにウポポイのことも知っていただきたいです」と話していました。
このショーは、2月12日まで、毎週金曜日から日曜日に午後5時半から開催されます。