函館の五稜郭公園 春に向け1500本ある桜のせんてい作業
桜の名所、函館市の五稜郭公園で、春の開花に向けて枯れた枝などを切り落とすせんてい作業が行われています。
函館市の五稜郭公園はソメイヨシノやしだれ桜などおよそ1500本の桜が植えられている桜の名所で、毎年この時期に病気になったり枯れたりした枝を切り落とすせんてい作業を行っています。
ことしは今月上旬からせんてい作業が始まり、27日は3人の作業員が木にはしごをかけて、専用のはさみやチェーンソーを使って枝を切り落としていました。
ことしは枝の先が細かく分かれたり、枝が曲がったりして花が咲かなくなる「天狗巣病」と呼ばれる病気にかかっている木が多いことから慎重に作業を進めているということです。
樹木医の齋藤保次さんは「ことしは枝に病気が目立つようになってきたので、病気の部分を徹底的に取り除いています。春に見事に咲き誇った桜をぜひ見に来てほしいです」と話していました。
五稜郭公園の桜のせんてい作業は来月はじめごろまで続きます。