知床の観光名所を自転車で取材 高校生がパンフレット作成
オホーツク海側の斜里町の高校生が地元の観光スポットを自分たちの視点で紹介するパンフレットを作りました。
このパンフレットを作ったのは斜里高校3年生の浅野篤史さんと山我輝さんです。
2人は知床を学ぶ授業の一環で、意外と知られていない観光スポットを自転車で巡って取材し、内容をA4判のパンフレットにまとめました。
パンフレットでは斜里町ウトロにある三段の滝を「柔らかな流れに癒やされる」と紹介しているほか、キャンプ場がある夕陽台は水平線に沈む夕日を見られて一日の締めにおすすめだと紹介しています。
パンフレット作りを企画した浅野さんは「片道2時間かけて自転車で取材しました。新たな斜里の魅力を知ってほしい」と話し、SNSでアンケートも行った山我さんは「取材を生かした高校生らしいパンフレットになったと思います」と話しています。
このパンフレットは200部作られ、町内の道の駅などで地元の観光PRに活用されています。
「道の駅しゃり」のスタッフの水谷悠さんは「高校生が作ったとは思いませんでした。あまり知られていない所を取材しているのがおもしろいです」と話していました。