旭川の保育所でノロウイルス集団感染 せっけんで手洗い徹底を

旭川市内の保育所で乳幼児と職員あわせて22人が下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち2人からノロウイルスが検出されました。市の保健所はせっけんを使った手洗いを徹底するよう呼びかけています。

旭川市保健所によりますと、市内の保育所で1月18日から23日にかけて、乳幼児20人と職員2人のあわせて22人が相次いで下痢やおう吐などの症状を訴えました。
このうち4人について検査したところ、2人からノロウイルスが検出されたということです。
いずれも症状は軽く、全員が回復、または快方に向かっているということです。
保健所はノロウイルスの集団感染と判断し、保育所に対して消毒などを徹底するように指導しました。
旭川市では1月に入り、別の保育所でもノロウイルスの集団感染が起きています。
ノロウイルスはアルコール消毒の効果が出にくい反面、せっけんでの手洗いが効果的とされていて、旭川市保健所はせっけんを使った手洗いを徹底するよう呼びかけています。