正しい手洗いの方法を伝える 札幌の小中学生が動画を制作

新型コロナウイルスの感染対策に楽しく取り組んで欲しい。
そんな思いを込めて札幌市内の小中学生が正しい手洗いの方法をダンスや合唱などで伝える動画を制作しました。

動画を制作したのは、札幌市内の▼二条小学校の6年生と、▼啓明中学校の合唱部の生徒たちです。
このうち、二条小学校の6年生たちの動画は、指の間や付け根などの洗い方を紹介しながら、リズムにあわせて踊っています。
また、啓明中学校の合唱部の動画は、手洗いのポイントを歌詞にしてきれいなハーモニーを響かせて歌っていました。
この動画は札幌医科大学の呼びかけで始まった感染症予防の啓発プロジェクトの一環として制作されたもので、札幌医科大学の大浦麻絵講師は、「子どもたちが自分たちでできることを考えて取り組んだ活動です。市民のみなさんをはじめ、感染症のリスクが高いお年寄りにも、子どもたちの一生懸命な気持ちが届いてほしい」と話していました。
これらの動画は、札幌医大を通じて、市内の老人ホームなどに提供されるということです。