七飯町の踏切でスリップしたトラックが特急と接触 けが人なし

17日午前、道南の七飯町でトラックがスリップしてJR函館線の踏切に進入し、特急列車と接触しました。JRなどによりますとけが人はいないということです。
17日午前10時半前、道南の七飯町大中山1丁目にあるJR函館線の農学校道路踏切で、札幌から函館に向かう特急「北斗4号」がトラックと接触しました。
JRなどによりますと、乗客と乗員あわせて50人余りとトラックの運転手にけがはないということです。
警察によりますと、踏切の遮断機は下りていたものの、トラックがスリップして踏切内に進入したということです。
踏切周辺には雪が積もっていて警察は当時の状況を詳しく調べています。
【正午前に運転再開】
JR北海道によりますと、函館線は、七飯駅と大中山駅の間にある踏切で起きたこの事故のため午前10時半ごろから函館駅と新函館北斗駅の間で上下線の運転を見合わせていましたが、午前11時50分すぎに運転を再開しました。
【トラックの運転手は】
特急列車と接触したトラックの運転手が現場でNHKの取材に応じ、「遮断機が下りてきたタイミングで停車しようとしたが車がスリップして、遮断機の中に進入してしまった。毎日のようにこの踏切を利用しているが、予想以上にスリップして恐ろしい気持ちになった。強い衝撃がありましたが、奇跡的に無事でした」と話していました。