日本ハム新球場最寄りの北広島駅 混雑緩和へホーム改修
来年3月に開業するプロ野球、日本ハムの新球場の最寄り駅となる北広島駅で、混雑緩和のために改修されたホームなどの利用が始まりました。
北広島駅は新球場から徒歩20分ほどの場所にあり、新球場の開業後、試合が行われる日に球場が満員となった場合は1万3500人がJRを利用すると想定されています。
このためJR北海道は混雑緩和に向けて2020年から駅構内の改修を行ってきました。
改修された部分の利用は25日から始まり、このうち、快速エアポートを含む千歳線の札幌方面行きの列車が止まるホームの長さは、これまでの135メートルから88メートル延伸されました。
新球場で試合が行われる日には延伸した部分にも列車を止めることで、乗客が列車を待つスペースを確保したり、狭い場所に多くの人が密集することを防いだりする効果が期待されています。
また、これまでは利用にあたって駅員への連絡が必要だったエレベーターの前に改札口が新たに設置され、いつでも自由に利用できるようになりました。
JR北海道では、ナイトゲームが行われる日に限り臨時列車の運転を行うことにしていて、北広島駅の小島英司駅長は「お客様を安全安心に新球場にご案内できるよう準備を進めているので、ぜひ利用してほしい」と話していました。