函館 障害者への理解深める催し 3日から障害者週間

障害がある人も楽しめるスポーツなどの体験を通して、障害者への理解を深めてもらおうという催しが函館市で開かれています。

この催しは函館市社会福祉協議会が3日から始まる「障害者週間」にあわせて開いたもので、このうち木の棒を投げてピンを倒し得点を競うスポーツ、「モルック」のコーナーでは、ルールを教わりながら投げた棒で狙ったピンを倒す楽しさを味わうことができます。
また視覚障害者の見え方を体験できるコーナーでは、白内障や強度の弱視などを疑似的に体験できる特殊なゴーグルを装着することができます。
このほか会場では市内の障害者福祉施設で作られたクッキーやマドレーヌのほか、クリスマスのリースや小さなしめ縄なども販売され、訪れた人たちが買い求めていました。
函館市社会福祉協議会事業課の平野愛奈主事は「初めて来られる方も大歓迎ですので、ぜひ来て頂いていろいろと体験してほしいです」と話していました。
この催しは函館市総合福祉センターの多目的ホールで、3日まで開かれています。