愛称は「こはく丸」「こはく姫」 士別産大豆を全国にPRへ

士別市出身の研究者が開発した大豆「つくも4号」のおいしさを広めようと、地元の飲食店経営者などの有志でつくる団体が、大豆に「こはく丸」「こはく姫」という愛称をつけ、全国にPRしていくことにしました。

「つくも4号」は、士別市出身の研究者、三分一敬さんが平成16年に開発した大豆で、サイズは10ミリほどと大きく、甘みが強いのが特徴です。
現在、士別市内の10軒あまりの飲食店でカレーやシフォンケーキなどに使われていますが、この「つくも4号」のおいしさを広くPRしていこうと、地元の飲食店経営者や農家などの有志が、ことし7月に団体を立ち上げました。
団体では、道内外の多くの人に親しみを持ってもらおうと、「つくも4号の」愛称を一般公募し、「こはく丸」「こはく姫」と名付けました。
今後、オリジナルのキャラクターをつくったり、きな粉などの加工品のネット販売を進めたりして、全国に向けPRしていくということです。
大豆をPRする団体「つくも4号つくしんぼう会」の平塚直樹会長は「士別市特産の大豆は本当においしいです。大豆のPR活動を通じて士別に行ってみたいと思う人を増やしていきたいです」と話していました。