青森県弘前市 「ひろはこ」連携で観光PR 雪ミクのパネルも

青森県弘前市が、函館市と連携しながら互いの魅力をPRすることで観光客を呼び込もうと、函館駅で記念のイベントを開催し、弘前市特産のりんごが配布されたほか、津軽三味線の華麗な演奏が披露されました。

この「ひろはこ連携」は、函館市と青森県弘前市が相乗効果で観光客を呼び込もうとことしから始めたもので、1日から冬の観光キャンペーンが始まったのに合わせて函館駅で記念のイベントが行われました。
華麗なバチさばきで、津軽三味線の小気味よいリズムが奏でられると、道行く人たちが足を止めて聞き入っていました。
また、弘前市特産のりんご「ふじ」が無料で配布されました。
このほか、若者を呼び込もうと、北海道で誕生したバーチャルアイドル「初音ミク」の冬をイメージしたキャラクター「雪ミク」のパネルも設置されました。
東京から観光で訪れた70代の女性は「弘前市がどういう場所か気になり、立ち寄りました。『ふじ』が大好きで毎日食べるくらいなので、もらえてうれしいです」と話していました。
PRに訪れた「弘前城ミス桜」の松田萌里さんは「このイベントを通して身近に感じていただき、ぜひ弘前市に足を運んでほしいです」と話していました。