根室 ”陸揚庫”の保存・活用方法など議論するシンポジウム

終戦直後まで北方領土の国後島と根室市をつないでいた海底ケーブルの中継施設、通称「陸揚庫」について、保存や活用方法などを議論するオンラインでのシンポジウムが26日、根室市で開かれました。

根室市に残っている通称「陸揚庫」は、保存や活用に向けた調査などが進められていて、26日、根室市で開かれたオンラインのシンポジウムには、同じように陸揚庫が残る稚内市、道北の利尻富士町、長崎市、それに沖縄県石垣市が参加しました。
各自治体の担当者は、陸揚庫の設置によって海底ケーブルが敷かれ、初めて海外との通信が可能になった歴史的意義などについて報告しました。
そして保存や活用に向けた課題について話し合い、地元の資料館で関連の展示コーナーを設けるなどの意見が出されたり、体験学習の一環として小学生が訪れている事例が紹介されました。
コーディネーターを務めた北海道博物館の右代啓視学芸員は「情報共有の場が初めて設けられたことは、今後に向けて非常に重要だ。施設のよりよい活用方法を目指していきたい」と話していました。