函館の高校で多重債務予防の講座 名義貸しやリボ払いに注意を

成人年齢が18歳に引き下げられたことなどを踏まえて、多重債務に陥らないための知識を身につけてもらう出前講座が函館市の高校で開かれました。

この講座は函館市が函館大学付属有斗高校で開いたもので、市で多重債務の相談を担当する職員が講師を務め、高校2年生と3年生のあわせて260人余りが参加しました。
はじめに借金をテーマに講話が行われ、利息の負担の重さを意識することが大切だとしたほか、「名義貸し」による借金では名義を貸した側が返済をしなければならず、「迷惑をかけないから名前だけ貸して」などの言葉には注意が必要だと説明していました。
またクレジットカードは借金と同じ仕組みであるとしたうえで、毎月一定額を支払うリボ払いは、利用すればするほど返済する期間が延びて手数料の支払額が増えることもあると指摘しました。
その上で、多重債務に陥らないために、使えるお金には限りがあることを自覚し、収入に見あった生活をすることが大事だなどと呼びかけていました。
参加した生徒は「知識だけではなく、それを応用する考え方を身につけて、悪徳商法などに引っかからないように気をつけたいと思いました」と話していました。
講師を務めた函館市くらし安心課の川越栄子さんは「成人の18歳になれば契約関係などの問題にすぐに直面する可能性もあり、ある程度の知識を身につけてほしい」と話していました。