FX投資で返金されず 道内の11人が損害賠償求め集団提訴

シンガポールの会社から高配当をうたったFX取引に勧誘された道内の11人が出資金の返還に応じてもらえないとして、この会社の幹部らに損害賠償を求める訴えを札幌地方裁判所に起こしました。

提訴したのは、道内に住む投資家の男女11人で、4日、代理人の弁護士が札幌地裁に訴状を提出しました。
それによりますと、原告らは、シンガポールの会社「SKY PREMIUM INTERNATIONAL」から「年に10パーセント以上の利益が出る」などと高配当をうたったFX取引に勧誘され、投資しましたが、出資金の大半が返還されなくなっているとして、会社の幹部や勧誘員ら16人と関係する会社2社に対しあわせて8000万円余りの賠償を求めています。
この会社は富裕層向けの会員制サイトを運営し、入会した利用者にFX取引を勧めていて、日本国内で金融商品取引業の登録がないのに資金を集めたとして去年、東京地裁から業務停止などを命じられていました。
また、証券取引等監視委員会によりますと、会社はこれまでにおよそ2万2000人の投資家から1200億円を集め、FX取引で運用するなどと説明していたということですが、原告らは「運用の事実はなく投資詐欺そのものだ」と主張しています。
原告側の代理人の弁護士は「各地で同じような訴えが起こされている。裁判では、集めた資金の流れを明らかにしていきたい」と話しています。