室蘭工大野球部 32年ぶり道六大学野球1部昇格を学長に報告

北海道六大学野球で室蘭工業大学が32年ぶりとなる1部昇格を決めたことを受け、野球部の選手たちが学長に報告を行い、来シーズンの活躍を誓いました。

室蘭工業大学はことし、北海道六大学野球の秋の2部リーグで優勝し、先月行われた入れ替え戦で帯広畜産大学に勝利して、平成3年以来、32年ぶりとなる1部昇格を決めました。
これを受けて、硬式野球部の選手やマネージャーなど20人が2日、空閑良壽学長に昇格を報告しました。
これに対し、空閑学長から「学生がスポーツで頑張ってくれるのはありがたいことだ。活躍が大学のアピールにもなるので今後も頑張ってほしい」と祝福の言葉をかけ、練習で使用するために新品のボール1ダースを贈りました。
報告を終えたキャプテンの橋本智貴選手は「試合が終わってから32年ぶりだと聞いてすごいことだと実感しています。1部リーグでは私立の大学とできる楽しみもあり、そこに勝ちたいという思いもあるので、できることはしっかりやって結果を出したい」と意気込みを話していました。
室蘭工業大学の硬式野球部は現在、選手が18人しかおらず、監督も不在だということですが、冬場は筋力トレーニングなどを行って強みである打撃力にさらに磨きをかけ、来年の春、1部での戦いに臨みます。