札内川ダムでトンネルにチーズと日本酒貯蔵 新たな地域振興に

ダムを活用して新たな地域振興につなげようとチーズや日本酒をダムのトンネルに貯蔵し、熟成させる取り組みが十勝の中札内村で始まりました。
この取り組みはダムにあるトンネル内の気温が年間を通じて10度以下と安定し、自然の冷気を活用した食品の貯蔵や熟成に適しているとして、北海道開発局が札内川ダムで行っています。
きょうは地元のチーズ工房と帯広の酒造会社が持ち寄ったチーズと日本酒を次々と運び込んでいました。
トンネル内は日光が遮られ、湿度や気温が安定し貯蔵と熟成に適しているということでチーズは2ヶ月から3ヶ月日本酒は1年から5年貯蔵することにしています。
中札内村のチーズ工房の赤部順哉社長は「中札内村にあるダムという貴重な資源を活用できるのはうれしい。SDGsや光熱費の高騰という観点から、こうした自然の冷気を活用した熟成というのはこれからもっと取り組まなければならないと感じている」と話していました。
北海道開発局帯広河川事務所の須賀可人所長は「ダムという施設を有効活用して地域を元気にできるような新しい話題を作れたら」と話していました。