災害や遭難事故に備え 登別市が災害救助犬派遣の団体と協定

登別市は、災害や遭難事故の際、行方不明者の捜索に災害救助犬の派遣を速やかに要請できるよう、関連団体と協定を結びました。

登別市が協定を結んだのは、北海道唯一の災害救助犬の団体でNPO法人の「北海道災害救助犬」です。
29日は市役所で締結式が行われ、小笠原春一市長と「北海道災害救助犬」の小野寺里絵理事長が協定書に署名しました。
協定では、災害や遭難事故が起きた際、市が団体側に災害救助犬の派遣を要請することになっていて、そのための手続きが定められています。
また、ふだんから情報交換を行うことや、市の防災訓練に災害救助犬が参加することなども盛り込まれました。
登別市の小笠原市長は「人間が行う救助には限界があり、特殊な能力を持つ災害救助犬にも力を借りながら、誰も取り残されない災害救助ができればいい」と話していました。
また、「北海道災害救助犬」の小野寺理事長は「とてもうれしい。これから少しずつ輪を広げながら行政とも合同訓練をして、どんどん力をつけていきたい」と意気込みを語りました。
この団体によりますと、自治体との協定を結ぶのはこれが初めてだということで、今後、ほかの自治体とも協力関係を構築していきたいとしています。