ペーパン川氾濫で被害 道“改修工事が原因” 住民に補償へ

ことし6月、雨の影響で旭川市郊外を流れるペーパン川があふれて住宅や農地が水につかった被害について、道は、「当時行っていた河川の改修工事が原因だった」と結論づけ、住民に被害を補償することを決めました。

ことし6月、旭川市郊外を流れるペーパン川の早苗橋付近で、川からあふれた水が周辺の農地に広がり、2世帯6人が暮らす住宅2棟が床上まで水につかりました。
道によりますと、このほか、農業用ハウスで育てていた花が出荷できなくなったり、農機具の一部が壊れるなどの被害が出たということです。
ペーパン川はこれまでにも氾濫を繰り返していて、道は水害を防ぐため、今年度末の完成を目指して河川の改修工事を進めていましたが、水があふれたのは川の湾曲を直線化する工事が行われていた場所でした。
道は浸水被害との関係について検証を進めた結果、工事に原因があることが分かったとして、住民に被害を補償することを決めました。
今後、住民と個別に連絡を取り、補償の具体的な内容について話し合うということです。
一方で、河川の改修工事については、予定どおり今年度内に完成させる方針で、10月末に周辺の住民を対象に進捗状況などを説明する場を設ける予定だということです。