秋の味覚が豊漁! 秋サケ水揚げ量 増毛港では去年比3倍超

秋の味覚、秋サケの定置網漁が最盛期を迎えています。日本海側の増毛町では、水揚げ量が去年の3倍以上と好調が続き、港は活気づいています。

留萌地方では8月30日から秋サケの定置網漁が始まって以降、好調が続いています。
このうち増毛港では、27日までの秋サケの水揚げ量が165.4トンと、去年の同じ時期の45.8トンと比べておよそ3.6倍になっています。
また、このほかの漁港でも水揚げ量が去年に比べて増えているところが多く、留萌地方の4つの漁協全体で1.6倍になっています。
水揚げ量が増えている理由について、道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場は、「放流したサケの稚魚がベーリング海などで順調に育ち、海流にのって留萌沖に戻ってきていると考えられる」と分析しています。
増毛漁協の忠鉢武参事は、「去年に比べ、思った以上の量があり浜も活気づいています。今が旬のおいしい秋サケをぜひ食べてほしいです」と話していました。
留萌地方の秋サケの定置網漁は、10月下旬ごろまで行われる予定です。