イヌサフランの食中毒に注意

今月、旭川市でおう吐と下痢の症状を訴え死亡した人の自宅の庭に球根がニンニクやタマネギとよく似た「イヌサフラン」という有毒な植物が生えているのが見つかり、市保健所は食用と確実に判断できない植物は食べないよう注意を呼びかけています。

旭川市保健所によりますと、今月17日、市内に住む人がおう吐と下痢の症状を訴えて、翌日、死亡し、「有毒植物による食中毒」と診断されました。
保健所の調べでこの人の自宅の庭には「イヌサフラン」という有毒な植物が生えているのが見つかったということです。
厚生労働省などによりますと、「イヌサフラン」は園芸植物として広く植えられていますが、植物全体に「コルヒチン」という有毒成分を含んでいて、秋には球根をニンニクやタマネギ、ジャガイモと、春先には葉をギョウジャニンニクなどと間違えて口にし、食中毒になるケースがあるということです。
旭川市保健所は死亡した人が亡くなった詳しい経緯は明らかにできないとしたうえで、食中毒を防ぐため、食用と確実に判断できない植物は食べないようにし、家庭菜園や畑で野菜と鑑賞用の植物を一緒に栽培しないようにするなど注意を呼びかけています。