水柱の勢い弱まる 騒音も小さく 長万部町

道南の長万部町で8月から噴き上がっている水柱の勢いが弱まり、住民を悩ませている水柱から出ている騒音も小さくなっています。

長万部町では8月8日から温泉水とみられる高さ30メートルほどの水柱が噴き上がっていて、騒音や、塩分を含んだ水しぶきによる塩害に加え、冬場の凍結が懸念されています。
ところが、NHKが設置しているカメラの映像では、これまで木の上まで上がっていた水柱の勢いが弱まり、22日は木の下にまで下がっているのが確認できます。
さらに、長万部町が公表した騒音の測定結果によりますと、8月19日は16か所のうち14か所で走行中の車内と同じ60デシベルを上回っていましたが、21日はすべてで60デシベルを下回っています。
NHKの電話取材に対して水柱の近くに住む70代の男性は、「勢いが弱まってきていて、高さも低くなっています。音も少し小さくなっています」と話していました。
水柱をめぐっては、騒音被害を軽減するために周囲を高さ10メートルほどの壁で覆う防音対策や、水が飛び散るのを抑える設備が設置されることになっています。