介護の悩みを家族どうしが共有 釧路で認知症カフェ開設

9月は認知症への理解を深める「世界アルツハイマー月間」です。
これにあわせて釧路市では認知症の人の家族などが交流する「認知症カフェ」が開かれました。

この「認知症カフェ」は介護をする家族どうしが交流し、悩みを分かち合ってもらおうと釧路市のボランティアグループ「たんぽぽの会」が開きました。
会場の釧路市中央図書館には介護をしている人や介護について学んでいる専門学校の学生などおよそ50人が参加しました。
参加者からは「配偶者の排せつ物の問題でぐっすりと寝ることができずつらい。同じ境遇の人が集える場をもっと作って気持ちを聞いてほしい」とか、「食事をはじめ、声をかけないと何もしなくなり心が折れそうだ」など、日頃の介護の悩みが聞かれました。
これについて、同じ境遇の経験者から「介護する側は気持ちをため込まず、声に出して発散した方がいい」とか、「介護にあたる自分の気持ちを記録することで、気持ちや行動を振り返り、整理できる」などのアドバイスが送られていました。
たんぽぽの会の佐々木幸子会長は「家族が認知症になったらどうなるのか、ひとごとではなく自分ごととして正しく理解してほしい」と話していました。