事故のカート “公道で使用車両でない” 国の規制・基準なし

国土交通省の車両基準・国際課によりますと、今回、事故を起こしたカートは公道で使用する車両ではないため、国が定める規制や基準はないということです。

道内でゴーカートのアトラクションを運営する「ルスツリゾート遊園地」では、カートの製造業者が定めた乗車に関する安全基準を参考にした上で、アトラクションとしての安全を確保しているということです。
「ルスツリゾート遊園地」によりますと、カートの製造業者が定めているのは、乗車できる目安の年齢が11歳以上で、身長も140センチ以上という基準だということです。
一方、競技用のカート、「レーシングカート」には、JAF=日本自動車連盟が競技の公認規定として、コースの周囲に「セーフティーゾーン」というエリアを設けた上で、フェンスや壁を設けることなど、安全基準を定めているということです。
遊戯施設の安全管理に詳しい、日本大学の青木義男教授は「イベントの時だけ遊戯施設のようなものを展開する場合には、日本では安全管理の法制度が整えられていない。今回の場合も、短期間のイベントで安全管理体制を整備するのがおざなりになっていたのではないか。今回の事故を十分に調査して、二度と同じようなことが起こらないよう安全対策を講じるべきだ」と話しています。