森町 ゴーカートが突込み 2歳男児が意識不明の重体

18日午前、道南の森町にある宿泊施設の敷地内で行われていた子どもを対象にしたモータースポーツなどが体験できるイベントで、ゴーカートが順番を待つ人の列に突っ込み、1歳から4歳のあわせて3人の子どもが病院に搬送されました。このうち2歳の男の子は意識不明の重体だということで、警察が事故の詳しい状況を調べています。

18日午前11時40分すぎ、道南の森町にある宿泊施設「グリーンピア大沼」で、「ゴーカートが暴走した」と警察に通報がありました。
警察によりますと、この会場で行われていたゴーカートの乗車体験ができるコーナーで、11歳の女の子が運転するゴーカートがコースからはずれ、乗車の順番を待つ人たちの列に突っ込んだということです。
この事故で1歳と2歳、それに4歳のいずれも男の子が病院に搬送されました。
警察によりますと、このうち2歳の男の子は頭から出血し意識不明の重体だということです。
また、4歳の男の子は顔に切り傷を負う軽いけがをしたほか、1歳の男の子は外傷はないものの検査のため病院に搬送されたということです。
会場では車の試乗などができる自動車販売店主催のイベント、「函館地区オールトヨタクルマファンFES」が開かれていて、警察が事故の詳しい状況を調べています。

現場近くにいた40代の女性は「私の後ろで『ガシャーン』と大きな音がしました。人だかりの中に小さな子が倒れていて、お母さんが泣き叫んだり、周囲の人が救急車を呼んだりして騒然としていました」と話していました。

事故が起きたことについて、イベントの事務局を務める函館トヨペットの担当者は「楽しんでいただくために準備したイベントでけが人を出してしまい、大変申し訳ない。まずはけがをされた方の対応を第一に考えたい」と話しています。
担当者によりますと、イベントで使用されたゴーカートは、時速40キロ程度まで出るもので、身長が140センチ以上であれば子どもでも一人で乗れる利用条件を設けていたということです。
また、今回の乗車体験では、出発前にアクセルとブレーキの操作ができるかをしっかり確認するなどの安全対策をとっていたということですが、ゴーカートがコースから逸脱しないための安全対策については当時の状況を確認中だということです。