長万部町が水柱の飛散抑える設備設置方針 補正予算案提出へ

道南の長万部町で温泉水とみられる水柱が1か月以上噴き出し続けて住民の生活に影響が出ていることを受けて、町が水が飛び散るのを抑える設備を設置する方針を固めたことがわかりました。町は関連の予算案を町議会に提案することにしています。

長万部町では先月8日から温泉水とみられる水柱が30メートルほどの高さまで噴き上がっていて、騒音に加え、塩分を含んだ水しぶきによる被害や、冬場の凍結などが懸念されています。
このため長万部町が専門家と対策を検討した結果、冬を迎える前に水が飛び散るのを抑える設備を設置する方針を固めたことがわかりました。
設備は噴き上がる水にかぶせるような形で設置され、水しぶきが飛び散るのを防いだ上で、集まった水を排水する仕組みになっていて、噴き出ている可燃性ガスの拡散も抑えられるということです。
一方、町は、水の噴出自体を止めることは難しいとしていて、防音などの対策も進めていくことにしています。
長万部町は設備の設置などに必要なおよそ4300万円の補正予算案を16日の定例町議会に提出する方針で、「水柱の水しぶきを抑え込むことで住民の被害軽減にあたりたい」と話しています。