厚沢部町で小学生があゆの人工授精を体験 大切に育て放流へ

厚沢部町で小学生たちが地元の自然を学ぶため、あゆの人工授精を体験しました。

厚沢部川はあゆが住む清流として知られ、シーズンには多くの人が釣りに訪れます。
13日は、河川の環境保全活動をしている団体の出前授業で、厚沢部小学校の4年生16人が人工授精を体験しました。
体長17センチ、重さ30グラムほどのあゆ40匹が用意され、児童たちはメスのおなかから卵を手で取り出し、オスからも精子をしぼり出して容器で混ぜ合わせました。
作ったおよそ1万5千個の受精卵は、シュロの木の皮に付着させて水槽に入れられ、ふ化させたあと放流するまで児童たちが大切に管理していくということです。
体験をした女子児童は「あゆの卵が黄色くて粘着性があることは知りませんでした。厚沢部川をあゆや、ほかの生き物のためにきれいにしていきたい」と話していました。
また、指導をした厚沢部町河川資源保護振興会の小沢健一理事は「人工授精を皆さんと体験し、次世代につなげる命の大切さを伝えられたと思います。これからも川がきれいになるように守っていきたい」と話していました。