北竜町でクラフトビール 「ひまわり油」の絞りかすなど活用
空知の北竜町で特産品「ひまわり油」の絞りかすなどを活用したクラフトビールが完成し、町内で販売が始まりました。
「HOKURYU CRAFT」と名付けられたクラフトビールは、北竜町の竜西農場の安達明広さんと北瑞穂生産組合の永井稔さんが北竜町の農産物をビールにしてPRしようと開発しました。
ビールは3種類あり、▼ひまわり油の絞りかす、▼規格外の黒千石大豆、▼果肉が黄色い「ひまわりすいか」の規格外のものがそれぞれ利用されています。
札幌市に本社があるクラフトビールの醸造などを行う会社が、特産品の生産の過程で廃棄されるものを使ってビールを作りたいと安達さんと永井さんから相談を受け、ビールを完成させました。
クラフトビールの醸造会社の齋藤泰洋さんは「最初に聞いたときはビールにしようという発想がすごいと思いました。できあがったビールは思っていたとおりの味になったと思います」と話していました。
安達さんは「ビールをきっかけに北竜町に来てもらったり、特産の農産物を知ってもらったりすることにつながってほしいと思います」と話していました。
完成したビールは、町内の温泉施設で販売されています。