函館で「世界料理学会」始まる 国内外のシェフが講演

国内外で活躍するシェフたちが函館市に集まって料理の手法や最新の取り組みを発表する「世界料理学会」が、12日から始まりました。

「世界料理学会」はシェフたちが料理の手法や理念を共有して技術を高めていこうと函館市で開かれていて、ことしは3年ぶりに対面の形式で開かれました。
テーマは「いま、料理人にできること」で、はじめに、イベントを企画した、スペイン料理の第一人者で、函館で料理店を経営する深谷宏治さんが「新型コロナウイルスを経験して料理人がどのように変化していくのかという突きつけられた課題への決意やその中で得られたものを語り合ってほしい」とあいさつしました。
そして、料理人らの講演が行われ、このうち、札幌市にあるレストランのシェフの吉田夏織さんは、取引先の畜産農家が取り扱う子牛の中には、飼料価格の高騰などの影響で食材になるまで育てる買い手がつかず、処分されてしまう例があることを紹介しました。
そのうえで、売れ残った子牛をレストランが直接買い取り、畜産農家に育ててもらって食材にすることでロスを減らす取り組みをしていることを説明しました。
世界料理学会は12日と13日の2日間、函館市芸術ホールで行われます。