札幌出身のプロテニス選手 国際大会創設し札幌で開催中
プロテニス選手で札幌市出身の内山靖崇選手が、道内でのテニスの活性化を目指して国際大会を創設し、札幌市で大会を開催しています。
札幌市出身の内山選手は、男子テニスのシングルスでは、3年前にマークした世界ランキング78位が自己最高となっています。
内山選手は現役でありながら、北海道でテニスを活性化させたいという思いから、「北海道から世界へ」をキャッチフレーズにした大会を去年、創設しました。
去年は国内大会として開催し、新型コロナウイルスの影響で無観客でしたが、ことしは国際大会として観客を入れて、先月末から札幌市豊平区で開催し、国内のプロ選手などが参加しています。
8日は男子シングルスの2回戦などが行われ、選手たちは熱戦を繰り広げていました。
去年の全日本選手権で準優勝した29歳の今井慎太郎選手は「新型コロナの影響で国内で国際大会が開かれないなか、大会を開催してもらい本当にありがたい」と話していました。
主催者として会場を訪れた内山選手は「選手がいいプレーをしていて、すばらしい試合が多い。将来的に北海道からテニスの四大大会に出場する選手が出てきてくれたらうれしい。自分のプレーでも夢を与えられるようにがんばりたい」と話していました。
大会は今月11日まで行われ、9日は無料で観戦できて、10日からは有料で入場することができます。