ネット上で事業承継仲介 北洋銀行がサイト運営企業と業務提携

中小企業の後継者不足が課題となる中、北洋銀行はインターネット上で事業承継の仲介を行う企業と業務提携しました。道内の地域金融機関では後継者探しの支援を強化する動きが相次いでいます。

北洋銀行は中小企業や小規模事業者の事業承継の仲介を手がける宮崎市の企業とこのほど業務提携しました。
業務提携では北洋銀行を通じて、後継者不足に悩む取引先の情報がこの企業の運営する事業承継の仲介サイトに掲載されます。
「買い手」の候補となる企業や個人にその情報を閲覧してもらうことで、マッチングにつなげるねらいです。
中小企業の後継者不足が課題となる中、信用調査会社の「帝国データバンク」によりますと、後継者が決まっていない道内の企業の割合は去年10月時点で71%と、全国で4番目に高い水準だということです。
北洋銀行は「道内の事業者の望まない廃業を減らすことで、地域経済の衰退という社会課題の解決に取り組んでいきたい」としています。
事業承継をめぐっては北洋銀行と北海道銀行、北海道信用金庫がそれぞれことし4月に札幌市と連携協定を結んでいて、地域金融機関の間で後継者探しの支援を強化する動きが相次いでいます。