札幌市営地下鉄「南北線営業第1号車」特別公開

札幌市営地下鉄が開業した51年前に利用されていた電車の車両が、ボランティアの人たちによって塗装し直され、27日、1日限定で公開されました。

1971年に札幌市営地下鉄が開業した際に走行していた車両は14年間使われたあと、「南北線営業第1号車」という名称で「札幌市交通資料館」の屋外展示場に保管されてきました。
資料館は現在、工事のため閉鎖されていますが、車両の塗装が劣化したため、このほど、札幌塗装工業協同組合の会員がボランティアで車両の塗装を行って、27日、1日限定で公開されました。
車両は2両編成で、薄緑色を基調とした色合いが現役当時さながらに復元されていて、訪れた人たちは写真を撮りながら楽しんでいました。
「札幌市交通資料館」は、再来年の春に再び開館する予定で、車両の展示も再開されます。
市内から訪れた小学3年生の男の子は、「電車が好きなので、見に来られてうれしいです。電車の前側がかっこいいと思いました」と話していました。
また、当時この車両を利用していたという79歳の男性は、「開業当初、うれしくて終点まで乗ったことを覚えています。当時の色合いを思い出しました」と話していました。
札幌市交通局の吉岡孝洋さんは「当時の図面を参考に色合いを復元しました。昔を懐かしみ、市営交通の魅力を感じてもらいたいです」と話していました。