小樽の「オタモイ遊園地」跡地 再開発へ 基本構想案まとめる

昭和初期に道内有数のレジャー施設としてにぎわった小樽市の「オタモイ遊園地」の跡地周辺の再開発に向けて、小樽商工会議所は日本海を一望できるテラスの建設などを盛り込んだ基本構想案をまとめました。

「オタモイ遊園地」は昭和10年ごろに小樽市の日本海沿岸に開園したレジャー施設で、かつては多くの観光客でにぎわいましたが、昭和27年に中核となる建物が焼失し、その後、閉園しました。
小樽商工会議所は、切り立った崖からの眺望や豊かな自然を観光資源として生かそうと、2020年から跡地周辺の再開発に向けた活動に取り組んでいて、このほど、基本構想案をまとめました。
それによりますと、跡地周辺を4つの区画に分け、▼日本海を一望できるテラスや▼全長およそ3キロの遊歩道、それに▼自然を楽しむことができる施設や▼かつてのオタモイ遊園地をAR=拡張現実で再現したエリアなどを建設する計画だとしています。
再開発にあたっては家具日用品大手「ニトリ」が5000万円の調査費を支援していて、23日に現地視察した似鳥昭雄会長はさらなる支援を行う意向を示しました。
小樽商工会議所は全体の事業費やスケジュールなどを示した計画案をことし10月末までにまとめる予定で、「新たな観光開発として実現可能な形で進めていきたい」としています。