「スマート農業」推進へ ドローン散布や自動田植え機の実演会

農家の人手不足が課題となる中、先端技術を活用して省力化を図る「スマート農業」を推進しようと、農業用のドローンなどの展示と実演が石狩で行われました。

石狩の新篠津村で開かれたこの催しは、高齢化などによる農家の人手不足に対応するため、「スマート農業」を推進しようと石狩振興局などが企画しました。
会場では、▼田んぼの形を記憶して自動で飛行し、広い範囲に均一に農薬を散布できるというドローンの飛行が実演されました。
また、▼無人で走行する自動田植え機や、▼トラクターなどに取り付けてGPSで位置を検知し自動で量を調整しながら肥料を散布する機器などの展示も行われました。
訪れた人たちは今後の農業経営の参考にしようと、真剣な表情で説明を聞いていました。
参加した地元のコメ農家は「こうした機器があれば作業に必要な人員が減って経費削減になる。ただ、導入にもお金がかかるので即決はできないが、状況を見て判断したい」と話していました。
展示会を共催した石狩管内指導農業士・農業士会の鈴木敏昭会長は「費用対効果などを知ってスマート農業のとっかかりとしてほしい。資材の高騰などが大変な状況だが、少しでも今後の農業に光を見いだしてもらえれば嬉しい」と話していました。