障害ある子どもの原画 アーティストが仕上げ 札幌で作品展

障害のある子どもたちとアーティストが一緒に制作した作品の展示会が4日から札幌で始まりました。

この展示会は、障害がある子どもとその家族を支援しようと社団法人「ONE ART(ワン・アート)」が開いたもので、札幌市中央区の会場には19点の作品が展示されています。
作品は、札幌市と江別市の福祉施設に通う小学生から高校生が描いた原画をもとに、アーティストたちがそれぞれの個性を生かしながら絵にデザインを描き加えて仕上げたものです。
このうち「日日是好日」という作品は、ささきそうたさんの描いた絵がもとになっていて、富士山越しに見える虹が表現されています。
また、「回遊」という作品は、ほうじょうあおさんがピンクや青の絵の具で描いた絵をもとに、珊瑚礁にたくさんの魚が暮らす世界を表現しています。
作品は展覧会終了後、希望者に貸し出すことになっていて、貸し出し料金の6割が絵を描いた子どもとその家族に奨学金として届けられるということです。
「ONE ART」の代表理事をつとめるけみ芥見さんは「子どもの原画に対してそれを活かす作り方、そうではない作り方、悩んで対峙してエネルギーをやり合って作品にするというこの裏の物語を見てもらえると、より楽しい展示会になると思います」と話していました。
この展覧会は、札幌市中央区のゴルフショップ「RUSSELUNO SAPPORO(ラッセルノ・サッポロ)」の一角で今月7日まで開かれています。