洞爺湖有珠山ジオパーク 来夏の再審査を前に視察

ユネスコの世界ジオパークに認定されている「洞爺湖有珠山ジオパーク」で来年夏の再認定に向けた審査を前に事前の視察が行われました。

「洞爺湖有珠山ジオパーク」は、有珠山の噴火の痕跡など珍しい地形が数多く見られることからユネスコの世界ジオパークに認定されていて、来年の夏、4年に一度の再認定に向けた審査が行われます。
それを前に、26日から日本ジオパーク委員会による事前の視察が行われ、27日は調査員が豊浦町にことし完成したアイヌ文化の情報発信施設を訪れました。
この施設にはアイヌの人たちが神々に感謝する伝統の儀式「カムイノミ」を行う屋根付きのスペースがあり、豊浦アイヌ協会の宇治義之会長は「地元の若い人も少しずつ興味を持ち始めている。体験会などの機会を作っていきたい」などと答えていました。
視察は28日まで行われ、日本ジオパーク委員会が再認定に必要な書類をユネスコに提出したあと、再認定に向けた来年の審査に臨むことにしています。
日本ジオパーク委員会の大野希一さんは「ふだんしていることをそのまま出すだけで、十分この地域のよさを伝えることができる。来年の審査はぜひ楽しんで受けてほしい」と話していました。