“クマ目撃”利尻島 海岸に15センチの足跡発見 警戒続ける

クマがいないとされる利尻島で25日、クマのような動物を目撃したとの通報がありました。警察などが調べたところ、島の海岸で15センチほどの足跡が見つかったことから、クマの可能性もあるとみて警戒を続けたうえで慎重に情報を集めていくことにしています。

警察によりますと、25日午後6時半ごろ、利尻富士町鬼脇の道道でクマのような動物が道路を横切っているのを見たとの通報がありました。
この通報を受け、26日、道の宗谷総合振興局や警察、地元自治体などが対策会議を開きました。
会議では、警察の担当者から目撃された場所から東に2キロほど離れた海岸で、15センチほどの大きさの足跡が見つかったことが報告されました。
この足跡について道立総合研究機構の研究員から「クマにしては大きさが小さい。可能性があるとしたら最近うまれたクマではないか」と指摘があったことから、会議ではクマの可能性もあるとみて今後、警戒を続けたうえで、慎重に情報を集めていくことを確認しました。
利尻島にはクマがいないとされていて、平成30年には泳いで島に渡ったとみられるヒグマが確認されましたが、その後、目撃したという情報はありません。
宗谷総合振興局の飯田宇之麿副局長は、「クマかどうか確認を進めながら、万が一への対応も含めて関係機関で連携して対応していきたい」と話していました。