縄文遺跡と函館市街結ぶバス試験運行 世界遺産登録1年を前に

「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されてから1年になるのを前に、函館市の南茅部地区にある2つの遺跡と市の中心部を結ぶバスの試験運行が22日から始まりました。

試験運行は、世界文化遺産を構成する大船遺跡と垣ノ島遺跡に直接アクセスするバスの需要を検証するため函館市が始めました。
初日の22日は、最初のバスが午前8時半にJR函館駅前を出発し、さっそく観光客2人が乗車しました。
運行されるのは2つの路線で、函館駅前と縄文遺跡観光の拠点となる「縄文文化交流センター」を結ぶシャトルバスと、大船遺跡を含め南茅部地区を巡回するルートが利用できます。
バスを利用した札幌市の80代の男性は、「遺跡を訪れるために函館に来ました。バスで遺跡を2つ見て帰れるのでとてもうれしいです」と話していました。
函館市観光部の猪木孝幸主査は「観光客や、遺跡を見たことがない市民などに世界に誇る文化を知ってもらい、ゆくゆくは事業化を目指したい」と話していました。
試験運行は8月27日まで、毎週金曜日と土曜日に行われます。