宗谷で増える風力発電 大型風車の部品を稚内港から夜間輸送

風の強い宗谷地方では風力発電所の建設が進められています。その巨大な部品は、夜間、大型トレーラーで港から運ばれています。

大手風力発電会社「ユーラスエナジーホールディングス」は、3年後までに107基の風車を宗谷地方の合わせて6か所で建設する計画です。
建設される風車は高さがおよそ150メートルで、中国で製造された部品は稚内港から建設地まで交通量の少ない夜間に運ばれています。
5日は午前0時すぎに長さ59メートル、重さ15トンのブレードと呼ばれる羽根や発電機を載せた2台の大型トレーラーが稚内港を出発し、交差点を慎重に曲がりながら、およそ30キロ離れた豊富町まで4時間かけて運びました。
107基の風車が完成すると道内の風力発電の設備容量は一気に2倍近くに増強され、100万キロワットを超える見込みです。
ユーラスエナジーホールディングスの加藤潤稚内支店長は、「宗谷の風を生かして発電した電気を多くの方に利用していただくために、事故がないよう安全に工事を進めていきたい」と話していました。