サハリン南部で見つかった遺体 救命胴衣に「KAZU」の文字

知床半島沖で観光船が沈没した事故で、サハリン南部の沿岸で見つかった日本人とみられる遺体について、つけていた救命胴衣には船名の「KAZU」という文字が記されていたことが関係者への取材で分かりました。遺体は男性とみられ、海上保安庁などは行方が分かっていない乗客・乗員12人のうちの1人の可能性が高いとみて、ロシア当局との間で身元の特定に向けた調整を進める見通しです。

知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」が沈没した事故では、14人が死亡し、いまも12人の行方が分かっておらず、28日午後、ロシア当局からサハリン南部の沿岸で日本人とみられる遺体が見つかったと、日本側に連絡がありました。
これまでの調べで、遺体は救命胴衣をつけていたことが確認されていますが、観光船の名前と同じ「KAZU」という文字が記されていたことが関係者への取材で分かりました。
また、遺体は男性とみられ、黒色の携帯電話や車の鍵などの所持品もあったとロシア当局から報告を受けているということです。
海上保安庁などは見つかった遺体はいまも行方が分かっていない観光船の乗客・乗員12人のうちの1人の可能性が高いとみて、ロシア当局との間で身元の特定に向けた調整を進める見通しです。