韓国・ユン大統領就任受け 北大で日韓関係を考えるシンポ

韓国で日韓関係の改善に意欲を見せているユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が先月、就任したことを受けて、今後の両国の関係を考えるシンポジウムが北海道大学で開かれました。

このシンポジウムは、25日、北海道大学公共政策大学院が開きました。
冒頭、駐札幌韓国総領事館のベ・ビョンス総領事が「自由民主主義と市場経済という価値を共有している韓国と日本の協力強化は、新しいグローバル問題の解決にとても大切だ」とあいさつしました。
続いて、韓国の政治や経済に詳しい神戸大学の木村幹教授が登壇しました。
木村教授は、韓国が日本との関係改善を目指す背景として、5年前にアメリカ軍の
迎撃ミサイルシステムの配備をきっかけに、中国から経済的な報復を受けたことがあると説明しました。
一方で、韓国は経済成長は続けているとして「困っていて低姿勢になっているのではなく、韓国の価値観に基づき、対等で互恵的な関係を求めている」と指摘しました。
出席した大学院生の1人は「大学で中国情勢について勉強していて、韓国情勢については、知らないことが多かった。関係改善を求めている背景が分かって勉強になった」と話していました。

※ベ・ビョンス(べ炳洙、べは「衣」の間に「非」)