知床沈没事故の会社が電波法違反の疑い 海保が別の船を捜索

知床半島沖で観光船が沈没した事故をめぐり、網走海上保安署は運航会社が必要な業務用無線の免許を取っていなかった電波法違反の疑いで23日、会社の船を捜索しました。

電波法違反の疑いで捜索を受けたのは運航会社「知床遊覧船」が所有するもう1隻の観光船「KAZU 3」です。
23日午後4時ごろ、網走海上保安署の捜査員ら5人ほどが斜里町ウトロに停泊している船の中に入り搭載されている無線機などを確認しました。
「知床遊覧船」をめぐっては、これまでの聞き取りなどの結果、本来必要な業務用無線の免許を取得していなかったことがわかっていて、総務省は21日、法人としての会社と桂田精一社長を電波法違反の疑いで管轄する網走海上保安署に告発していました。
これまで会社では業務用無線ではなくアマチュア無線を使っていたとみられ海上保安署は違法な無線の運用実態を調べることにしています。