旭川市の女子中学生死亡 第三者委員会が質問書に回答

去年、旭川市の公園で女子中学生が死亡しているのが見つかり、いじめが認定された問題で、旭川市の今津市長から提出されていた「質問書」に対して調査にあたっている市教育委員会の第三者委員会は「最終報告に向けて被害者の苦痛や心情にできる限り配慮する」と回答しました。

この問題で市教育委員会の第三者委員会は、中間報告として、廣瀬爽彩さん(当時14)に対して複数の上級生が菓子や飲み物の代金を頻繁におごらせたり、性的な動画送信を求め続けたりした行為などをいじめと認定しことし4月、公表しました。
この中間報告に対しては、遺族側が厳しく批判し、6月9日、旭川市の今津寛介市長は第三者委員会に対して、被害者側の苦痛や心情を事実認定に反映させる考えがあるのか、最終報告でいじめを認定した判断プロセスを明らかにする予定があるか、ことし8月末をめどとする最終報告は本当に提出が可能なのかなど6項目について「質問書」を提出しています。
旭川市によりますと、22日に「質問書」の回答が市に郵送されたということです。
それによりますと、最終報告に向けて被害者の苦痛や心情にできる限り配慮する、中間報告では3月末までにご遺族にいじめの事実関係を伝えるという時間の制約があったため理由を付けることができなかったが最終報告では説明すべき部分の理由の省略はしない、8月末の最終報告提出を目指し作業を進めているなどとしています。
今津市長は「第三者委員会は、現在までの調査の過程で遺族の要望に誠実に対応しているとは言い難い。強い不満が示されている事実を受け止め、最終報告に向け誠実に対応して欲しい」とコメントしています。