森町にある道内最大の環状列石 一般公開に向け18年ぶり調査

道南の森町にある縄文時代の「鷲ノ木遺跡」について、町は一般公開に向けて保存整備しようと、遺跡内にある道内最大のストーンサークルの発掘調査を18年ぶりに行っています。

森町の「鷲ノ木遺跡」はおよそ4000年前の縄文時代後期の遺跡で、直径37メートルの道内最大のストーンサークルがあり、国の史跡に指定されています。
遺跡はアクセス道路や駐車場などが未整備のため、立ち入りが制限されていますが、町は今後の一般公開に向けて保存整備しようと、今月からストーンサークルの発掘調査を18年ぶりに行っています。
21日は町の職員5人が、遺跡の保護のために置いていた土のうを別の場所に運んだり、前回の調査範囲を特定するための測量を行ったりしていました。
町によりますと、今後は調査がまだ行われていない遺跡の下を掘り下げて墓などの遺構や遺物がないかを確認し、保存方法を検討するとともに、来年度以降、公開に向けた具体的な計画を立てていくということです。
発掘調査はことし9月下旬までの予定で、森町教育委員会社会教育課の片山弘喜主事は「地元の人に愛されるような遺跡を残していきたいので、公開に向けて調査を進めていきたい」と話していました。