貝殻島周辺でのコンブ漁前に 地元漁協などルール順守呼びかけ

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で遅れていた北方領土の貝殻島周辺でのコンブ漁が、21日から始まる予定です。地元の漁協などでは20日、ルールを順守して漁を行うよう漁業者に呼びかけました。

北方領土の貝殻島周辺で行われるコンブ漁は、日本とロシアとの民間交渉で操業条件を決めた上で例年6月1日に解禁されていますが、ことしはロシアによるウクライナ侵攻の影響で交渉の開始が大幅に遅れ、天候に問題がなければようやく21日から始まる予定です。
これを受けて20日、地元の漁協などが根室市で指導会議を開き、漁業者たちに操業区域や採取量を守ることなど、ルールを順守して漁を行うよう呼びかけました。
また会議に先立ち、貝殻島周辺でのコンブ漁の実現に尽力した先人の顕彰碑に献花が行われ、漁業関係者がことしも漁ができる感謝の気持ちをあらわしました。
根室市にある歯舞漁協の小倉啓一組合長は「ことしはこれまで以上に違反のない安全な操業に努め、来年以降も漁を継続して行えるようにしたい」と話していました。