貝殻島周辺コンブ漁 ロシア側から指示書 21日にも出漁へ

ロシアによるウクライナ侵攻の影響で遅れていた北方領土の貝殻島周辺でのコンブ漁について、操業に必要な「指示書」が17日、ロシア側から届き、来週半ばにも出漁する見通しとなりました。

北方領土の貝殻島周辺で行われるコンブ漁は、日本とロシアの民間交渉で操業条件を決めた上で例年6月1日に解禁されています。
しかし、ことしはロシアによるウクライナ侵攻の影響で交渉の開始が大幅に遅れ、例年の解禁日を過ぎた今月3日に妥結しました。
北海道水産会によりますと、17日に操業に必要な「指示書」がロシア側から届いたということです。
これを受けて、地元の漁協は今月20日に操業に関する指導会議を開いた上で、天候がよければ、その翌日の21日にも出漁する方向で調整しています。
この時期に貝殻島周辺でとれるコンブは「棹前コンブ」と呼ばれ、質が良く高値で取り引きされることから、漁業者はできるだけ早い出漁を望んでいました。
ことしの貝殻島周辺でのコンブ漁には去年より11隻少ない220隻が出漁する予定です。