自宅療養者の配送物資に点字シール 視覚障害者の声に道が対応

新型コロナウイルスに感染して自宅療養する視覚障害者に対し、道は食品や日用品を配送する際、点字シールを貼るなどして内容を案内する取り組みを始めました。視覚障害者の団体は対応を評価した上で、新型コロナについてのさまざまな情報発信にも配慮を求めています。

道は新型コロナウイルスに感染して自宅療養する人たちを対象に無料で食品や日用品を配送するサービスを行っていますが、道視連・北海道視覚障害者福祉連合会によりますと、視覚障害者からは届いたものの内容が確認できないといった声が寄せられていました。
これを受けて、道は先月末から視覚に障害がある自宅療養者に配送する際は、食品などに点字シールを貼るほか、リストを音声で読み上げるQRコードを添付して案内する取り組みを始めました。
道視連は9日、道庁で会見し、「全国的にも例のない取り組みだ」と評価した上で、障害者の個別の事情に応じてきめ細かな対応を行うことや、ワクチン接種の案内など新型コロナのさまざまな情報発信をする際にも配慮をするよう求めました。
道視連の島信一朗会長は「全道として今回のような対応をとれるよう環境整備をしてほしい」と話しています。