泊原発運転差し止め命じた1審判決不服 被告の北電が控訴

後志の泊村にある北海道電力・泊原子力発電所について周辺住民など1200人余りが運転の禁止などを求めた裁判で、北海道電力は、3基ある原発すべてを運転しないよう命じた1審の札幌地方裁判所の判決を不服として2日、控訴しました。

北海道電力・泊原発について周辺住民など1200人余りが「津波や地震への安全性が不十分だ」として運転の禁止や廃炉などを求めた裁判では、1審の札幌地方裁判所が先月31日、「津波に対する安全性の基準を満たしていない」として北海道電力に対し3基ある原発すべてを運転しないよう命じました。
被告の北電はこの判決を不服として2日午後、札幌高等裁判所に控訴しました。
北電は「2審において原判決を取り消していただけるよう、引き続き泊発電所の安全性などの主張・立証を尽くしてまいります」とコメントしています。
一方、原告側も訴えの一部が退けられたことを不服として、今後、控訴する方針です。
1審では10年余りにわたる審理の末に判決が言い渡されましたが、ふたたび法廷で原発の安全性をめぐって争われることになります。