宗谷線で観光列車「花たび そうや」運行 コロナで延期経て

新型コロナの影響で運行開始が延期されていたJR宗谷線の新しい観光列車が14日、当初の計画より2年遅れて運行を始めました。

「花たび そうや」と名付けられたこの観光列車は全席指定の急行列車で、3両編成の車両は紫、黄、緑色にそれぞれ塗られ、ヒグマやオオワシといった動物も描かれています。
JRは当初、おととし運行を始める計画でしたが、新型コロナの感染拡大を受けて運行開始が延期されていました。
JRは感染対策を徹底したうえでことし運行することを決め、初日の14日、旭川駅では横断幕を掲げた市の関係者などに見送られながら下りの列車が出発しました。
「花たび そうや」は景色のよいところで減速したり途中の駅で時間をかけて停車したりして6時間ほどかけて旭川と稚内を結び、ガイドの案内を受けながらゆっくりと宗谷線の旅を楽しむことができます。
また停車駅では沿線の食材をふんだんに使った特製弁当や「音威子府そば」などの特産品を購入できます。
宗谷線の名寄より北の区間はJRが単独での維持が難しいとしていて、赤字が続くなか新たな列車の運行で利用拡大につなげたい考えです。
JR北海道旭川支社の永谷渉さんは、「ようやく運行初日を迎えられてうれしい。多くの人に宗谷線の旅を楽しんでほしいです」と話していました。
「花たび そうや」は来月5日まで毎週、土曜日に稚内行きの下り、日曜日に旭川行きの上りが運行されます。