網走市の養鶏場 鳥インフルエンザ陽性確認 高病原性か検査中

道は網走市の養鶏場で飼育されていたニワトリの死がいを検査したところ鳥インフルエンザの陽性が確認されたと発表しました。確定検査で致死率の高い「高病原性」の疑いがあると分かった場合、殺処分を実施することにしています。

道によりますと13日午前、網走市の養鶏場で飼育しているニワトリが4羽死んでいると農場から通報があり、簡易検査を行ったところ「A型」の鳥インフルエンザの陽性が確認されました。
道は現在、致死率の高い「高病原性」のウイルスかどうかを確かめる検査を行っていて、14日朝にも結果が出る見通しです。
高病原性の疑いがあると分かった場合、道はこの養鶏場で飼育されているおよそ760羽のニワトリを殺処分することにしています。
さらに、この養鶏場の半径3キロ以内にあるあわせておよそ5万1000羽を飼育する3つの農場で鳥や卵の移動を禁止するほか、半径3キロから10キロ以内にあるあわせておよそ12万5000羽を飼育する7つの農場では域外への出荷を禁止することにしています。
これを受けて道は13日夕方、緊急の対策本部会議を開き、高病原性の疑いがあると分かった場合は、14日朝からすみやかにニワトリの殺処分を行って埋却したあと、15日にかけて農場の清掃と消毒の作業を行うことを確認しました。
鈴木知事は「渡り鳥のシーズンは終盤だが野鳥での発生状況を踏まえると依然としてリスクは高い状態だ。危機意識を持ちながら最大限の警戒を維持していただくようお願いする」と指示しました。
道内では先月、2016年12月以来となる高病原性の鳥インフルエンザが発生し、胆振の白老町の養鶏場で過去最大規模となる殺処分が行われたほか網走市と釧路市の農場でも相次いで確認されました。
道は養鶏場などに対し飼育施設の入り口や周辺を定期的に消毒することや野鳥の侵入を防ぐ対策を徹底するよう改めて呼びかけています。